山中果樹園&yasusanta日記
日記じみた事や思いついたことをなんとなく書いてます

都市農村交流事業

今日は、深川市の「アグリ工房まあぶ」にて、グリーン・ツーリズムの研修会をしました。
午前中は講義で午後からはアグリ工房まあぶの施設内見学を行いました。
講義では、深川市の「農業体験受け入れネットワーク(元気村 夢の農村塾)の設立経緯と現状」について、農村熟塾長の谷口保幸氏が講師としてお話をしてくださいました。
谷口氏のお話は、とても興味深く聞かせていただいたのですが、その中で一番印象に残ったのは、「農村としての機能」「食の教育」「命の教育」「人と人のふれあい交流」という言葉でした。
やはり、「交流」というのは単に機械的に農作業体験などの受け入れをするのではなく、受け入れる農家の人と訪れる人との人間関係がいかに親近感を持てるかということが重要だと考えます。
そのことが、相互の理解を深める上で一番大切なことなのではないでしょうか。
一見当たり前のような事ですが、そんな当たり前のことをなかなか実践できてないのが現状のような気がします。
私の果樹園では観光もやっていて、毎年多くのお客様と直接触れ合う機会が多く、「グリーン・ツーリズム」というのは、観光農業の延長線と考えていたのですが、谷口氏の講義を聞いて勘違いしていた自分に気づき、それと同時に具体的には表現しずらいのですが、「目からウロコが落ちた」感じでした。
深川市は、アグリ工房まあぶやホームページ・旅行会社を窓口として広く農業体験の受け入れを募集しているのですが、旭川市にはこういった窓口として機能しているところはなく、これからという感じです。
今回の研修で深川市の行政・農協・農家の連携がとても上手く取れているなぁと感心しました。施設内見学のときに、ちょうど加工実習でご婦人の方がパンを作っている所を見ることが出来たのですが、昼食の後にもかかわらず、あまりにもいい香りがして再び食欲がでてきちゃいました(笑)

posted at 23:50:00 on 02/18/05 by yasusanta - Category: 果樹園

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