今日は空知果樹振興協議会主催のりんご剪定講習会がありました。
場所は滝川市江部乙の「島津果樹園」で行い、講師には青森県の元（財）青森県りんご協会顧問の「七戸茂男氏」です。参加者は関係者も含めて約４０名ほどいらっしゃいました。
昨日の天気とは打って変わって、ものすごく好天に恵まれて、外での講習会には最高の天気でしたよ。
七戸先生は全国のりんご栽培農家なら必ずと言っていいほど知られている有名な方で、りんご栽培の新技術の導入や普及など国内りんごの発展にものすごく貢献されていらっしゃいます。
何度か青森へ研修に行った事があるのですが、その時は七戸先生の果樹園へ視察にも行きますし、現地ではあらゆる所に先生自らがバスガイドさんの様に親切に案内してくださったりもします。
七戸先生の凄いところは、とにかく「りんごを知り尽くしている」という所ですね。
剪定でも、まるで魔法をかけるかのようにあっという間に切ってしまいます。剪定はその場しのぎの切り方では将来行き詰まっていくので、私なんかは悩みながら切っていて、それでいて後から後悔しちゃうのですが、七戸先生は将棋で言えば２０手も３０手も先を読んでいるみたいに、しかも迷うことなく整枝剪定されているのでとても感心してしまいます。
私もいつか、先生のように皆の模範となるように、一生懸命勉強して技術を身につけていきたいと思っています。